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各種点滴治療

当院で施行可能な点滴療法は、グルタチオン(白玉注射)、ビタミンB・C配合注射(にんにく注射)、プラセンタ注射です。いずれも自費診療となります。グルタチオン(白玉注射)、ビタミンB・C配合注射(にんにく注射)は静脈注射、プラセンタは皮下注射ですので、10分程度で終わります。

 

 

目次

 

料金表(変更となる可能性があります)

 

グルタチオン(しらたま点滴)

 

私が研修医として泌尿器科になった25年以上前の話です。

当初は手術後の患者さまには、約1週間くらいは点滴の抗菌薬を投与するのが当たり前でした。

ちなみに今では手術中のみ、もしくは翌日までで十分と言われています。

当時はどれだけ長期間にわたり抗菌薬が投与されていたのか、、と思います。

 

さて、なぜ「しらたま点滴」でこの話が出たかといいますと、、写真にそぐわない話で恐縮ですがもう少しお付き合いください。

 

それだけ抗菌薬を長期間投与すると、一時的な薬剤性肝障害を生じることも時々ありました。

薬剤肝障害の治療は、原因となった薬をやめることなのです。

ただ、どうしてもそれだけでは不安な私は、先輩医師に何か有効な薬剤はないかどうか聞いたものです。

 

誰に聞いても、「強ミノ・タチオンしかないやろ」とのことでした。

 

それ以来、『患者さまの肝機能が落ちた時に、強ミノ・タチオン』は、強烈に私の中に刷り込まれました。

事実、投与すると肝障害が早く治る(というか異常値を示していた肝酵素が早く下がる)気がしました。

 

勘のよい方はお気づきでしょうが、この「強ミノ・タチオン」とは「強力ネオミノファーゲンC」という慢性肝疾患の薬剤に、「グルタチオン」を混ぜて注射する治療だったのです。

このように、「グルタチオン」は、何年も前から、妊娠悪阻や慢性肝疾患、口腔粘膜炎症などに、保険診療として使われてきた医薬品なのです。

 

 

そんなグルタチオンですが、私もほぼ名前を忘れてしまっていたくらい、ここ最近は使用することは減っていました。

ところが何年か前、ふとした時に再度名前を聞くこととなったのです。

知り合いの女性が、なんと美白効果を期待して「しらたま点滴」を受けているというではありませんか。

 

 

当時中堅どころの医師となっていた私は、「おいおい、そんな変な名前の怪しい点滴、大丈夫なのか、、」と、色々と調べました。

なんとそれこそが「グルタチオン」であると初めて知ったのです。

色々調べたなかで要約すると、以下のようなことが期待できると書かれておりました。

 

  • 紫外線による活性酸素の発生を抑える
  • メラニン過剰生成によるシミを抑える
  • 色の濃いユーメラニンを減らす
  • 過酸化脂質を無毒化し全身老化を防ぐ

 

なんとも女性にとっては、非常に魅力的な話です。

 

効果が実感できるようにするためには、ある程度の頻度でかつある程度の期間続けることが重要だそうです。

私自身は美容の専門ではないのですが、子育て世代のママさんが多いエリアでもあります。

子育ての合間に、気軽に当クリニックに通っていただければと思い、点滴治療のメニューの1つに「しらたま点滴」を入れることとしました。ぜひご利用ください。

 

ちなみに1週間に1回の頻度で2ヶ月くらい続けると効果が現れると言われています。

その後は、1ヶ月に1回のメンテナンスで効果が持続するようです。

 

にんにく注射

にんにく注射の主成分は、ビタミンB群です。

当院のにんにく注射ではビタミンCも配合しております。

ニンニクエキスを溶かした注射ではありません。では何故にんにく注射と呼ばれるのでしょうか。

 

  • ニンニクの成分ビタミンBを配合
  • 投与後ニンニクのようなかおりがする
  • ニンニクを食べた時のように元気が出る

 

このような理由から、慣習的に「にんにく注射」と呼ばれるようになったようです。

まあ、ニンニクエキスのようなものですね。

さて、以下ににんにく注射の主な成分であるビタミンB群の主な作用を説明します。

 


ビタミンB1(チアミン)

ビタミンB1は、体内のブドウ糖をエネルギーに変換するときに必要な物質です。

また、皮膚や粘膜を強化する役割もあります。

口内炎ができた時にチ○コラBBを飲むのはこのためです。

 

ビタミンB2(リボフラビン)

糖質、タンパク質、脂質の代謝に関わります。

ビタミンB1と同じくブドウ糖をエネルギーに変換するのにも関わります。

また、「発育ビタミン」と呼ばれており、不足すると皮膚、髪、爪のツヤが失われることがあります。

 

ビタミンB6(ピリドキサン)

タンパク質が摂取されたあと、アミノ酸へ代謝へされるのに関わります。

また免疫機能維持や、皮膚抵抗力の増進などの生理作用もあります。

 

ビタミンB12(コバラミン)

3つの主な作用があります。

  1. 血液の成分である赤血球をつくる
  2. DNAの合成に関わる
  3. 神経の働きを正常にする

不足すると、貧血になったり、神経の働きに支障をきたしたりします。

手が痺れる、という症状が出ると、ほとんどの場合まず処方される「メチコバール」という薬がありますが、これはビタミンB12です。

 

さて以上のようなビタミンB群と、前の項目で説明したビタミンCを配合した、当院のにんにく注射に期待する効果を、3つにわけて説明します。

 

 

1.疲労回復が期待できる

疲労物質である乳酸を分解する働きがあり、疲労回復効果が期待できます。

また、血行の改善や新陳代謝を高める作用があり、だるさや風邪ひき後、肩こり、夏バテ、冷え性に対する効果も期待できます。

アルコールの分解にもビタミンBが活躍するため二日酔いの改善にも効果があるとされます。

 

2.美容効果・美肌が期待できる

ニンニク注射は、シミやそばかすの原因となる「メラニン」の生成を抑制します。

また、ビタミンCは抗酸化作用がああります。

 

3.ダイエット効果が期待できる

ビタミンB群は「代謝ビタミン」と呼ばれていおり、代謝を促し脂肪の燃焼効果が期待できます。

にんにく注射の施術頻度には個人差があり、1~2週間に1回の施術が目安です。

 

プラセンタ

プラセンタを訳すと、そのまま「胎盤」そのものです。文字通り胎盤を原材料とした薬です。

最近では、若返り効果や美肌効果を期待して、使用されることが多くなっています。

ただし、プラセンタが何故効くのか、全てがわかっているわけではないようです。

 

 

実はこのプラセンタ、日本では1950年代から、厚生労働省(旧厚生省)に認可され、更年期障害や肝機能障害に保険診療で使用されてきました。

ヒト由来のプラセンタは、国内で提供された胎盤が使われています。この長い歴史のなかで大きな副作用等は報告されていません。安全性の非常に高い薬と言えます。

 

プラセンタの効果の鍵は、自然治癒力です。非常に多くのアミノ酸、ビタミン、増殖因子、インターロイキンなどのサイトカインを含むとされています。

これらが、歳をとって衰えてきた自然治癒力を強めてくれることで、以下のような効果が期待されると言われています。

 

婦人科系:更年期障害・生理不順・冷え性

内科系:慢性疲労・食欲不振・肝機能障害

整形外科系:肩こり・五十肩・腰痛

心療内科系:自律神経失調症・不眠症

皮膚科系:肌荒れ・シミ・肝斑・乾燥肌

 

プラセンタには2種類の製剤があります。メルスモンとラエンネックです。

 

ポイントは、痛みが少しあるかあまりないか、高分子物質を含むか含まないか、です。

特にラエンネックが、高分子物質を含むということが大きな特徴となっています。

高分子物質とは。増殖因子やサイトカインという物質のことで、これらは注射された後に一部が直接皮膚に届きます。

そして、線維芽細胞を刺激してコラーゲンをが作るのを促進すると言われています。

このように、美肌、シワ改善などを期待するのであればラエンネック、更年期障害の症状や体の不調を改善したいならメルスモンを選ぶのが良いかもしれません。

 

 

当クリニックでは、1回に2アンプルの製剤を皮下注射するのを基本としています。

これだと、週2回程度の注射を継続することで効果が出るようですが、もう少し頻回でも良いかもしれません。

 

1点だけ注意が必要です。安全なプラセンタですが、生体材料を原料としているため、血液製剤を使用した時と同じように、行って期間は、献血・輸血を行うことが出来なくなります。

 

いしむら腎泌尿器科クリニック 石村武志

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